かるた大会3回目。キク科のちから・・

厳しい冷え込みですね、大寒お見舞い申し上げます** ** 

前回にひきつづき『手作りホメオパシ―かるた』です🌿 では始めます。

 

ずついて つらくなったら カレンデュラ」

おりにくい かぜときずには カレンデュラ」

どをあけたい!新せんな風がほしい!いきぐるしさに カーボベジ」

どがいたい!歯もいたくて イライラしてる カモミラ」

 

Calen.(カレンデュラ)はキク科のキンセンカから作られたレメディ―です。毒性のない植物なので、マザーチンクチャ―やスキンケアクリームとして、ご存知の方も多いと思います。花に含まれる成分βカロチンには、皮膚や粘膜の保護、修復を促進するはたらきがあります。皮膚や粘膜の傷、火傷、手術の傷、治りにくい風邪や手足の冷えがあるときなど、Calen. のレメディ―が役立ちます。かるた大会1回目でご紹介したArn.も傷の症状に同種のレメディ―で、同じくキク科の植物です。キク科の植物には傷を癒す働きがあるのですね、傷を癒すちからは心の傷にもとどきます。疲れたなぁというときにも試してみるといいかもしれません。ぼろぼろになったひよこさん…太陽のようにまぶしいカレンデュラの花に癒されてくださいね・・

 

Carb-v.(カーボベジ)は木炭から作られたレメディ―です。炭に酔ったことがある方はお分かりかと思いますが、ハーネマンのマテリアメディカには「歩行中めまいとよろめき。」「頻繁な空おくび。」「息苦しい。」などの」症状が記されています。実際こうした症状があるときにCarb-v. のレメディ―が役に立ちます。Acon. やArn. とともに携帯すると緊急時に役に立つレメディ―です。呼吸困難の症状が改善したケースが多くあります。窓を開けて新鮮な外気を吸いたい、という息苦しさがよく分かる一枚ですね・・

 

Cham. (カモミラ)はジャーマンカモミールから作られたレメディ―です。カレンデュラにひきつづき、こちらもキク科の植物です。毒性のない植物で、アレルギー症状を抑える働きもあるので、ハーブティーとして人気のあるメディカルハーブですよね。ハーネマンのマテリアメディカでは「歯痛」「コーヒーに対する激しい欲求」「…足をばたばたさせ手がつけられないほど叫び手に持っているものは何でも投げ捨てる(子供)」などの記述があり、こうした症状があるときに、希釈振盪して作られたカモミールのレメディ―が同種のレメディ―として役立つということになります。喉の痛み歯の痛み、精神のイライラ…このかるた、本当に良く勉強されて作ってくださったのですね。実際歯が痛い人はイライラして「何んでもいいから早くレメディ―ちょうだいっ!」というケースがあります。手元にホームキットがあると、日頃起こる小さな不調に自分で対処できますね。

 

皆さんは今回のかるた、何枚取れましたか^^ ではまたつづきます☆

 

※ここで取り上げているレメディ―の特徴は、効果効能ではなく、ハーネマンのマテリアメディカをもとに、原物質の特徴と同じような症状があるときに使うことで自己治癒力が高まり本来の健康体をとり戻す、という同種療法の視点でとらえています。ここではハーネマンの『マテリアメディカプーラ(日本語訳)』とAllenのマテリアメディカをもとにお話しています。

※当センターではホメオパシーのレメディ―をご紹介しておりますが、レメディ―等の販売は一切行っておりません。お困りの症状があるときには健康相談でレメディ―をお選びします。お気軽にお問い合わせください。