冬になると室内で段ボール堆肥をつくります。
この冬はお友達と一緒につくりました。
はじめはピートモスと燻炭だけなのに、毎日少しずつ野菜の残渣や酵素を入れて攪拌していると、発酵がすすんで、25度くらいを保ちます。
室温が10度以下に下がっても、この箱の中は、ほんわかあったかくて、手を入れると気持ちがいい。発酵は不思議です・・
にんげんが食べられないものをこの箱の中に入れて、畑の土に返して、それが作物の栄養になって、私たちの食糧になる。。
土の中とからだの中をつないでくれるのが、この「だんぼーるたいひじょう」の役目。春が来るまで大事にお世話をします。
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小寒次候・第68候(七十二候)
大寒を迎える寒さ一色のこの時季ですが、
自然界では凍った水がとけ始めて少しずつ水が動き出す頃とのこと。
まったくそんな気配を感じられない真冬の江別・・
段ボール堆肥の中の温かさに触れて、
そんな自然界の営みに思いを馳せてみます。