おうちでできる夏のフィトセラピー。

7/12「アフターコロナのセルフケア*おうちでできるフィトセラピー」の4回目でした。

 

この講座、春の土用のケアから始まって、季節はめぐって、今回は「夏の土用」の季節の特徴と、消化器系のサポートを中心に、チンクチャーとジェモエッセンス、ミネラルレメディーのご紹介をしました。

 

消化器系って、身体のどこにどの臓器がある?胃のはたらき、小腸のはたらき、胆のうのはたらき、脾臓、大腸のはたらきを、人体図を見ながら確認・・

 

土用は季節の変わり目で体調を崩しやすい時季ですが、とくに「夏の土用」は、夏の暑さが厳しく、食欲が落ちたり、冷たいものでおなかを冷やしやすい時季でもあります…日頃からしっかり消化吸収できるおなかをととのえていたいですね。

 

そのために必要な身体のミネラルバランス☆自分の身体の中で作り出せないミネラルは、食事を通して摂取するもの、さかのぼると、土の中のミネラルを植物の根が吸い上げて、その植物を食糧として食することで取り入れることが出来ます。リン、カリウム、カルシウム、マグネシウム。。などなど、土の中で植物を育てるはたらきと、私たちの身体の中でのミネラルのはたらきを比較して捉えてみました・・土壌から腸までミネラルのたび、ひとつながりになって、初めて消化と吸収の営みが繋がってみえてきます。

 

そこに必要な植物のチンクチャーもまた奥深くて、だいじ。。アルファルファ、タラノキ、オートムギ、ナラ、ショウガからつくられたチンクチャーをご紹介しました。

 

そして「おうちでできる夏のフィトセラピー」として、風織の庭のメディカルハーブを観察しました。夏の暑さに向かって葉を茂らせるハーブほど、消化を助けるはたらきをもっています。コモンセ―ジやコモンタイム、オレガノ、フェンネル、レモンバームを取り上げてご紹介しました。

 

お昼ごはんは、おにぎりご持参で^^

玉ねぎの香味マリネはタイム、オレガノ、フェンネルを使って。

セージとトマト葉のスナックは米粉を使ってカリッと揚げ焼きに。

ハーブ水は、アップルミント、レモンバーム、オレンジバーム、ステビアの葉を水だししました。

 

ご自分の畑で育ってているものや自然農の情報交換のひとときにもなり、ご参加の方々と貴重な学びとなりました。ご参加のみなさまありがとうございました♪

 

☆次回は8月23日(火)

「植物のちからを肌で感じる・・サンシャインビタミンと皮膚のケア」

を予定しています。

8/19までにお申込みください。ご参加お待ちしています♪

 

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小暑次候・第32候(七十二候)

暦では蓮の花が咲き始めるころ。

以前に蓮の花をいただいたことがありました。

蓮の花は短命であることも知られていますが、

確かにすぐに散ってしまいました…

散った後の茎と花柄部分がとても美しくて、

何年たってもその姿のまま、今もあります。

蓮根の原型のような不思議な姿です・・

こんなに正直にその姿をまっすぐに残して

いつまでも空の方向を向いている・・

清らかに生きる象徴として、

極楽浄土で咲く花と言われる所以ここにあり、と思います。