豆選り会と『タネは誰のもの』

冬の雪が降り始めた当別です  * ** *

風織の手しごとCafe、冬の恒例。。豆選り会をいたしました。

札幌方面、コロナ禍で集い控える傾向のなか、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。心温まる学び合うひとときとなりました。

 

今年の大豆は鳥にも虫にも負けず、日照りにも大雨にも負けず、きれいな豆をつけてくれました(御古菌さんのおかげかな)。種豆をとって蒔くようになって、何年になるだろう。。今年も冬場の食糧になるお豆さんに出会えてうれしい限りです。

 

豆を選る手が動き始めると、自然と会話も弾んで、初対面の方々の会話ににんまりする片山^^… こうして人と人が繋がり、種たちが次の世代に繋がり、いのちを感じる手しごとです。

 

お昼ごはんも新豆を使ってご一緒に。大豆と追熟トマトのカレー、畑のハーブや唐辛子を入れてしっかり煮込みました。車麩のから揚げと赤キャベツのスプラウトをトッピングして。 ぬくもりという品種の有機かぼちゃでスープを作りました。ぬくもりは甘味は控えめですが黄色見が濃くてきれいなかぼちゃ色の温かポタージュのできあがり。ゆでた大豆は自家製梅酢と胡麻油で大豆マヨネーズに。北あかりの小芋と茹でキャベツで温野菜サラダを。玉ねぎマリネと蕎麦の実をトッピングしていただきました。越冬野菜をおいしく作って楽しく食べる風織たいむでした^^

 

さて、今回はドキュメンタリー映画『タネは誰のもの』の自主上映もいたしました。ただいま国会で審議の渦中である種苗法とは何?、現状は?社会はどう動いていて、何が問題?… 有識者の方々の分かりやすい解説を交えて全国の農業者の方々の生の声を繋いだ貴重なドキュメンタリー映画です。9月に開催された 日本の農業 食 未来を考えるシンポジウム(日本豊受自然農主催)での山田正彦氏(『タネは誰のもの』プロデューサー)の解説と由井寅子氏(日本豊受自然農代表)のお話の録画も合わせた内容を、皆さんと視聴しました。

 

皆さん、本当に心と意識を傾けて視聴しておられて、そのあとの座談会で思うところを出し合いました。

 

どうして?信じられない、ありえない…真相を突き付けられて、心が痛んだり、でも、タネは神さまがつくったもので「食に権利を主張してはいけない」という農家さんの言葉に皆で共感しました。

 

タネが大事だということはよく分かったけれど、ではどうして固定種 在来種のタネがいいの?土壌にも私たちの身体にも必要なミネラルのこと、グリホサートのこと、腸を丈夫にするには…同時進行ですすめられている新型コロナのワクチンってどんなワクチン?免疫を高めるためにできることは?5Gってなに?元気に冬を過ごすセルフケアのレメディ―やマザーチンクチャーのご紹介など、タネと繋がる私たちの暮らしに必要なことを情報交換しました。

 

今向き合っている問題は深刻ですが、考えていること、感じていることを話し合えることで、温かな時間が生まれ、また日々をしっかり生きるエネルギーが生まれたのでは、と思います。

 

畑から食糧をいただき、そのお礼の気持ちで種を畑に戻す。。その種がまた実って私たちに食糧を提供してくれる。。その循環の中で、土壌で微生物が働くように、お腹の中で腸内細菌が働く、そんな自然の循環が健康を作っていくのではないでしょうか。

 

次回は12月6日(日)10:30~冬のかおりたいむの中で、『タネは誰のもの』上映をいたします。少人数でコロナ対策をしながら、また学びの時間を持ちたいと思います。ただいま受付け中です。

 

種苗法改正案の廃案を求める豊受自然農の動画配信はこちらから☆

🌿拡散希望です。 

 

今回取り上げた冬のセルフケアのお話は、

12月13日(日)13:00~15:30

12月16日(水)10:30~13:00

の日程で「冬のセルフケア講座」をひらきます。

参加ご希望の方はこちらからどうぞ☆

 

ご参加の方々に感謝。

新型コロナで生活が変化している方々にお見舞い申し上げます。

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