2023年度 ワークショップ

*畑のかおりたいむ*

 

活動の様子を載せております。

ご参加くださった方々が、いつもの暮らしに戻られてから、

風織のじかんを振り返っていただけますように。。

また参加できなかった方々にもシェアしていただけますように。。

 

☆最新の記事はスクロールして下部にすすんでください☆

 

 畑のかおりたいむ

土と繋がった手しごとがこころの安心となり。。

自然なおいしさが身体の免疫をととのえる。。

農的ホメオパシーの暮らしを楽しむワークショップです

今だからこそ大切な ”生きること” お伝えします 

昨年2022年の活動の様子はこちらからご覧ください

  

5月14日 Sun.

 ちいさなみどりを探す…春の野草でごはん作り

 

    畑にまだ野菜のないこの時季、

自生する植物たちを収穫してごはんを作りました。

おうちで育てやすい葉物とハーブのたねも蒔きました。

それがなんとも美味しくて・・

温かな春の陽のひととき。

 

    *  *  *   

 

今シーズンの畑のかおりたいむ、始まりました^^このワークショップを始めて10年目になります。始めた当初と今は時代がずいぶん変わりました。コロナ禍を経験して、自分の健康は自分で守る・・という考え方が浸透してきたように思います。また、食糧自給の必要性、SNSの普及、予防注射の考え方、などなど不透明な部分と確実に変化している部分と、、自分軸をもっていないとどうしたらいいのか分からなくなるのが正直なところ。

 

風織の 畑のかおりたいむ では、植物のリズムで自分の暮らしをととのえる「医食農同源」を大事にしています。「植物と繋がる、自分と繋がる、いのちと繋がる」目線から、自分の体調を見つめ、こころと向き合い、ときには社会の現状と向き合う時間を皆さまとシェアします。こころと身体がととのうことで、自己治癒力が高まり本来の健康がうまれます。 当初から続けていることは。。固定種、無農薬、自分と同じ空気を吸って育つ旬の野菜とハーブを使って手しごとをする、ということ。そして今はそれに加えて、栽培する野菜とメディカルハーブ、自生する薬用植物をバランスよく取り入れる、ということ。シーズン通してご参加くださる皆さまと一緒に、風織の守り人として、発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします☆

 

まずは「今シーズンどんなことがしたいですか?」など、初めましての自己紹介をいただきながら、意見交換をしました。そして、今回の大事な本題!の手しごとは、たねまき^^ お持ち帰りしやすいように、玉子の容器に、各自で土を入れて、サンチュ、カレンデュラ、コリアンダーのたねを蒔きました。

 

*  *  *

サンチュのたねが思いのほか小さくて、飛んでいかないようにそっと・・

パクチー好きだから多めに蒔こうかな?などなど、

おうちに持って帰ってから、元気に育つイメージを膨らませながら・・

 

たねを蒔いたら水やりをして、大事にお持ち帰り^^

発芽までの管理の方法や定植のタイミングなどもお話ししました。皆さん、無事に育つことを心待ちにしておられました☆

   *  *  *

 

そして、お昼どき・・ご一緒にお昼ごはんの食糧を調達にお庭へ・・よもぎ、春葱、サンチュ、菜種、たんぽぽなど、収穫して。。

 

 

  *  *  *   

朝のうちに収穫して粗製糖をまぶしておいたルバーブでジャムを作りながら。。

 

地元江別大豆のお豆腐屋さんの木綿豆腐と、自然栽培の貴重なスペルト小麦と米粉を使った豆腐パンつくり。。昨シーズン収穫したコリアンダー、オレガノ、セ―ジで作ったハーブソルトと、風織産のにんにくをトッピングしてガーリックハーブソルト味に。

 

ヨモギの新芽とドクダミの根っこ、たんぽぽの花を米粉の衣で天ぷらに。葱を湯がいてしょうゆ糀で和えて。前年度に収穫した大豆を使って大豆マヨネーズも作りました。。隠し味のお味噌と梅酢も風織製vv サンチュと赤水菜のベビーリーフを添えて、菜種も湯がいて添えて。。数日前に収穫して乾燥させたオオバコとヨモギでお茶を淹れて。。

 

皆さん、たのしく分担作業+ときどき味見+絶賛^^(土の上の植物たち、姿を変えて私たちの糧になっていく手しごとたのしいね♪)

 

  *  *  *   

*感想をいただきました*

 

旬の野菜のおいしさ、それはからだが欲しているのだと思いました。

 

旬の物を頂く、それも自分と同じ空気を吸って育った物を頂く大切さを学びました。

 

大豆マヨネーズが絶品でした。どくだみの茎もたんぽぽも美味しかったです。

 

種まき、その後のことも教えて頂き、芽がでるのが楽しみです。

 

今の旬を感じられてとてもよかったです。

 

家でハーブができるのが楽しみです。

 

どれを食べても一品一品が美味しかったです。

 

パンは簡単に作れて家でも作ってみたいです。

 

*  *  *

たのしくご参加くださり、ありがとうございました^^

写真は今日、皆さんとシェアした、

植物学者 牧野富太郎博士のメッセージ(2022.4.24付高知新聞より)です。

植物と繋がる*自分と繋がる*いのちと繋がるひととき、

次回へと続きます♪ 

自然がもつ歯車と自分の内に在る歯車がかみ合ったときに生まれる免疫力が、明日の糧になりますように ‐人-

 

 

 

 

 

 

 

6月4日 Sun.

 やさいを育てる…ダンボール堆肥を使って

 

    きょうの手しごとは「野菜を育てる」

・・ダンボール堆肥を使って?

使って。(^^)

雨天で畑には出られませんでしたが、

前回蒔いた種のその後と、

昼食づくり。。

「循環」をテーマに過ごしたひととき☆

 

    *  *  *   

 

今シーズン2回目の畑のかおりたいむ、

通年ご参加の方の顔ぶれもそろって、

あらためまして「今シーズンスタートです」。

医食農同源を地でいく暮らし方をたっぷり分かち合うひととき。

まずは、前回、たまごの容器に土を入れて種まきして、

各自持ち帰って育てている、カレンデュラとサンチュ、コリアンダーの

発芽状況をご報告。

うまくいっていることと、うまくいかなかったことをシェアしました。

 

  

* * *

たまごの容器で発芽して、そのあとポットに鉢上げした状態。

 

こんな感じになるといいのですが… 徒長してしまったり、消えてしまったり、うまくいかないケースもあり… そこでお話ししたのが、「その植物の主になるということ。信頼関係をしっかり築いて、自分はその植物を責任をもって育てる。。そして植物からいのちをいただくことを感謝する。。その関係が出来て初めて、植物の育ちを見守れることを確認しました☆ 

          

              *  *  *

   

そして、きょうの手しごとは「野菜を育てる」。2か月間室内で苗立てした野菜の苗を畑に定植する予定でしたが、連日の雨で土の上に立てず、今回はダンボール堆肥の作り方と使い方のお話し・・「へぇ」「うわぁ」の連呼に^^ 人間が食べられない野菜くずや料理の残渣を台所に置いた段ボールの中で堆肥にして、それを畑の有機肥料にする・・そこで育った野菜を食糧にする・・この循環の中で、直接食せない栄養を間接的にいただくことが出来る☆そんな取り組みです。

  

* * *

何の変哲もない土ですが、一冬かけて毎日ダンボールの中の有機物を攪拌して大事に作った堆肥です。すっかり乾燥させた状態・・これを定植の株元に入れます☆

 

ご参加の方も各自、おうちで実践するためのお話しをしました。

 

      * * *

 

さてさて お昼ごはん作りです^^

朝のうちに収穫した、ねぎ、みつ葉、どくだみの葉、サンチュ、チャイブを使って。。

 

  

* * *

 

胚芽米に丸麦を入れて土鍋で炊いたご飯でおにぎりを作りました。摘み立て香り良いねぎを刻んで、風織作の梅干しを刻んで ねぎうめおにぎり。もう一つは、昨年のきゅうりの収穫時季に瓶詰保存した きゅうりの佃煮を入れたおにぎり。

 

一口そばの椀物には、みつばを添えて。七味唐辛子も作りました。昨シーズンに収穫した唐辛子を粉末にして、コリアンダーとタイムの乾燥も粉末にして、自然なみかん皮、胡麻、干えびを加えて。この唐辛子の種は今年蒔いて苗立てしました。これも循環のひとつです。

 

チャイブのしょうゆ漬けに菜種油と自家製梅酢でドレッシングを作ってゆで大豆と和えて、サンチュといっしょに盛り付け。チャイブの花もトッピング。彩だけではなくねぎの香りにちょっとびっくり。可愛い見かけとは裏腹に実はねぎのピリ辛(笑。

 

どくだみの葉は米粉を使って天ぷらに。開花前のこの時季の葉がいちばん美味しい。

 

* * *

食後のお茶は、ラズベリーリーフとミュルフォリュームの乾燥葉を使って。

 

今回のテーマ「循環」をどんなところで感じたか・・

皆さんのお話しをお聞きしました。

いただいた感想はこちら。

 

私たちが食べきれない材料の一部を堆肥の形にしてあげて、再びその栄養で新しい野菜などを作り続けられること「循環」を「周期」と捉えるイメージが湧いてきました。

 

持続可能なという言葉が流行っていますが、自然はずっとそれを知っていて行ってきたのですよね。

 

自然に逆らわずに生きるとこことの大切さに気付きました。自分が予定していても雨が降ればそれをあきらめる、自分におこった事はありがたく頂く。

 

いつもながら空気の透明さと爽やかさが感じられとても良かったです。循環の素晴らしさに感動しました。

 

循環の奥深さ、種の思い、ダンボール堆肥、ねぎは根っこで増える、雨の後は土に入ると固くなることに気付きました。

 

「種は野菜からとれるもの」いつからかそんな当たり前が「植えたって生えてこないよね」の方が当たり前に変わっていました。びっくり!種も土も肥料も水も奥深いです。

 

などなど・・ご感想をありがとうございます ‐人-

 

 * * *

来月の 畑のかおりたいむに続きたいと思います。

 

     ↓今回お茶にしたミュルフォリュームとラズベリーリーフ↓ 

7月9日 Sun.  

生ハーブをたのしむ…薬用植物について

 

風織の庭には 夏に香りを膨らませるメディカルハーブたちが

葉を広げています。

今回の手しごとは「生ハーブをたのしむ」♪

あえて生葉のまま香りも味も色も、フィトケミカルも

すべて実感!のひとときでした。       

 

 

*  *  *

庭と畑でメディカルハーブを観察&摘みとり

そしてお昼ごはんの食糧を収穫。。 

 

 

 

アップルミント、ミント、

レモンバーム、フェンネル、オレンジバーム、ステビア、オレガノ、セージ、タイムの摘みとり☆

 

 

トマト、ミニトマト、キュウリ、唐辛子、パプリカ、ししとう、ズッキーニ、カレンデュラ、コリアンダー、サンチュ、ルッコラ、イタリアンパセリ、赤水菜、チャイブ、かぶ菜、トマトのわき芽☆観察しつつ収穫しつつ。。

 

摘みたてハーブでハーブ水を作りながら、お昼ごはんも手分けして^^

 

フレッシュハーブのピラフには、セージとオレガノ、タイムを使って。。「こうやって葉と茎を分けまーす」って香りいっぱい満喫しながら。

 

大豆とフレッシュハーブの香味スープは、チャイブとフェンネルの香りに、新にんにくとふのりの磯の香りも添えて。

 

摘みたてサラダは、サンチュ、ルッコラ、イタリアンパセリ、赤水菜をもりもり大皿に盛って。味付けは海水塩を焼いて、乾燥オレガノとコリアンダーシードでハーブソルトを作って。

 

トマトのわき芽は水溶き米粉にくぐして菜種油でカリカリっと揚げ焼きに。

 

かぶ菜も、間引きつつ・・さっと湯がいて塩こうじで和えました。最近採れ始めた絹さやも湯がいて一緒に盛り付け。

 

フレッシュハーブのピラフに、昨シーズン染め物に使った胡桃の種子の実をローストしてトッピング。

 

皆さん楽しそうにご自分の担当+α まわりのの助っ人もしつつ。。

(ありがとうございます^^) できました♪ 野いちごも摘んで彩に♪

 

 

摘みハーブの香りとフレッシュな味に満たされて、食後は「薬用植物について」少しお勉強。今回使ったシソ科、ユリ科、セリ科の薬用植物の特徴や、気を付けること、また薬草の歴史などなど。。ふむふむ☆

チャイブの刈り取りと種も皆さんで分けました。

 

【皆さまのご感想】

植物と土の歴史に比べたら人の歴史は短くて、私の命も短いなと感じました。だからこそ、植物の知恵を信頼して自分の畑に会いに行くことを楽しもうと思いました。

 

自宅でオリジナルブレンドのお塩に挑戦しようと思います。植物の魅力が存分に味わえて幸せです。

 

「計画通りにいかない」経験をしているようで乗り越えることはあまりして来なかったなぁと感じています。育てるものがダメだったら来年飢えてしまうという発想がほとんどなかったので、前回の「循環」につながっているなと気づきました。

 

レメディーや生薬の大元は植物だということ、人間の生活に切り離せないものだとより感覚を強く持てました。「自分の都合では植物は育たない、植物のリズムで自分がいることで自然界のリズムと自分のリズムがかみ合ってくるというお話、たぶんきいたのは初めてではないと思うのですが、今回が自分が植物に向かいあっているからか、すごくそれが入ってきました。

 

植物の性質のすばらしさが痛切に感じました。私は植物と向き合ってなかったと思いました、反省してます。

 

植物の声を聞きながら大切に育てたいと思いました。育てる楽しさを教えて下さりありがとうございます!!

 

などなど、ありがとうございました。皆さまの真剣に、そしてとっても楽しくご参加下さる様に、風織の植物とともに守りびとの思いを新たにした一日でした。今日の糧が明日からの糧になりますように。

 

また次回に続きます -人-

 

 

 

 

 

8月20日 Sun.  

薬草と暮らす…夏のケアについて

 

北海道の夏にしては暑さが続くこの頃、

畑の野菜とハーブたちは、たくましく育って、

食糧を供給してくれています。

前回からひと月、

植物たちの姿も大きく変化して、みどり盛り上げて、

かおりたいむの皆さまのお越しを待っていました。

自分の暮らしのなかの空気と同じ空気を吸って育つ

植物たちのちからをいただく農的ホメオパシーの暮らしのレッスン、

今回もゆっくりしっかり医食農同源のひととき、満喫しました。

 

 

*  *  *

 

このひと月、各自の畑で育てている野菜とハーブの育ち具合の情報交換、

畑でお昼ごはんの収穫とたね採り、

お昼ごはんを作ってお食事、

虫対策のスプレー作りと、薬草のお話・・

盛たくさんに過ごしました。

 

春にみなで種まきしたサンチュ、カレンデュラ、コリアンダーのその後。。

  ↑  ↑  ↑

サンチュは食べ終わり、カレンデュラは開花時期のピークで少し枯れて種をつけ始めたものもあり、コリアンダーは、花と種実が混在していることろ・・皆さんと確認しながら、「同じ感じに育ってる~」「消えてしまった…」「最初の一輪が咲きました~」などリアクションをただきながら、植物と一緒にすごすことのあれこれ、お伝えしました。

 

***

 

さて、ざるをもって畑へ。。

分担して収穫・・きゅうり、トマト、ターツァイ、ししとう、青しそ、セージ、ミニトマト、ルッコラ、ほおずき、などお昼ごはんの食糧を畑から頂戴して。。

 

そして前回食べた、さやえんどうが枯れてきたので、えんどう豆のたね採りもしました。一晩雨降りで、朝まで沢山降っていましたが、からっと晴れて、天候にも恵まれました。

 

***

お昼ごはんは、皆さん手分けして楽しく作っておられました。

(片山は皆さんの調理の段取り担当で、ごはんは皆さんで作ってくださいます^^)

 

ししとうの出汁飯…醤油炒めのししとうのせん切りと、自家製梅干し、摘みたて青しそ、乾煎りした白ごまを出汁で炊いたご飯に混ぜました。

 

トマトと新じゃがのスープ…塩だけで味付け、ターツァイで彩りを。サバイバルクッキングも念頭に実にシンプル調理。

 

新玉ねぎのマリネ…江別でホメオパシー自然農を実践している農家さんから分けていただいたブルーベリーを和えて贅沢マリネに。

 

セージの天ぷら…水溶き米粉でさっくりと揚げ焼きして下さました。

 

摘みたてのきゅうりとミニトマト、ルッコラは…海水塩と塩糀、ごま油を使って食べやすいサラダを作ってくださいました。台風の風で落ちてしまったほおずきも一緒にワンプレートに。

 

乾燥させたゲンノショウコのお茶を淹れて。。

 

「いただきまーす! -人-」

 

***

お昼ごはんの感想

 

セージの天ぷらがお菓子みたいにサクサクでおいしかったです。

 

ししとうの出汁飯も美味しかったです。

 

真っ赤なトマトを収穫した時こんなに赤くなるのを待つんだと発見しました。

 

いつも調味料を最低限にしているのに素材がいいので美味しいです、満足してます。

 

夏らしいスープとセージの天ぷらもさくさくしておいしかったです。

 

とってもおいしかったです。

 

***

お昼ごはんのあとは、虫対策のスプレーを作りました。風織の庭の和ハッカとどくだみの葉を使って、虫対策のチンキを各自ボトルに詰めました。虫のレメディーや防御のフラワーエッセンスもお好みで加えて、オリジナルのスプレーに仕上がりました。

 

***

お茶にしたゲンノショウコの植物のお話しもしました。

 

【ご参加の感想】

*絹さやが種になること、種とりのタイミング、パクチーとコリアンダーが一緒だということ、学ぶことがいっぱいありました。

*香りが強いハッカとどくだみなどは抗菌効果があること。

*植物の力のすごさを毎回感じます。

*野草茶の力を再認識しました。

 

・・などなど、アンケートをありがとうございました。

 

アフターコロナの今、植物のちからは、これから増々私たちの暮らしに必要とされる時代になると思います。日頃から、植物のリズムを自分のリズムとして暮らすことで、世の中が変動しても、しっかりと自分軸をもって、心と身体を維持することが出来るのではないでしょうか。植物リズムと自分の呼吸をリンクさせていくレッスンを繰り返し、皆さんとご一緒しています。これからのパンデミックや有事の対策を視野に入れて、自分と家族と身近な人たちを支えていく底力を充電できますように。ご参加の方々と植物たちに感謝しつつ 

-人-   

 

次回に続きます。。

 

 

 

 

 

9月10日 Sun.  

植物の底力…保存食つくり

 

北海道の夏には例外の厳しい残暑が続き、

ひと月半ぶりの皆さんとの再会は、

いつにも増して嬉しいひとときとなりました。

皆さんの近況報告は、

西瓜やきゅうりばかり食べてました~など。

でもアイスクリームではなく自然なものを

身体が欲するようになりました~

春に蒔いたカレンデュラが咲きました!など、

医食農同源の暮らしが少しずつ身に付いて、

そしてその暮らしを楽しんでおられるご様子☆

今回も盛沢山に良いエネルギーに恵まれました。

 

 

*  *  *

 

まずは、

春から各自の畑で、共通のたねで同じタイミングで育て始めた、

カレンデュラ、サンチュ、コリアンダーのその後の育ち具合を報告しながら、一緒に喜んだり、「なんでだろうね‥?」などなど情報交換を。

 

そして、

今回は「植物の底力」を体感!

一年の半分は畑のオフシーズンになる北海道では

この時期に採れる野菜やハーブを保存して、

冬場の食糧を作る時季でもあります。

風織の畑で採れたきゅうりを使って佃煮の瓶詰め作りをしました。

お昼ごはんの食材を収穫して、皆さんでごはんを作っていただきました。

土の上でも台所でも話題は盛りだくさん☆

暮らしの知恵のシェア*そんな 畑のかおりたいむ のご報告です。

 

↓春にみなで種まきしたサンチュ、カレンデュラ、コリアンダーのその後↓

*サンチュは花が咲き綿毛になりかけています・・

*カレンデュラは遅咲きの花がしおれて次つぎ種をつけ始めました。

*コリアンダーは種が出来てきて、倒れてたねが土につかないように棒で支えをすることなど確認しました。

 

 * * *

今日の手しごとの主役、きゅうりは、採りそびれて大きく育ったものや、不揃いのものを使いました。前の晩にスライスして塩をふっておきました。これを絞って、調味料と一緒に煮絡めます。3キロ分のきゅうりを絞るのと、大鍋で煮絡めるのは、けっこう時間のかかる作業で、皆さんで手分けしてすすめてくださいました。

 

 

* * *

 

瓶を脱気して冷ましている間に、お昼ごはんの収穫に。。

 

 

 

 

 

今回のお昼ごはんは。。

*風織トマトのドライカレー

*トマトのカップサラダ

*ブルーベリーとホーリーバジルの酵素シロップ 

 

☆トマトが熟すと、カラスやヒヨドリ、キツネが畑にやってきて、人間との知恵くらべが始まります・・人間のもとに生き残ったトマトさん(大袈裟ですが本気で大変です…)完熟を瓶詰保存して、今回ドライカレーに使いました。セージ、タイム、オレガノ、コリアンダーなど、風織のハーブをふんだんに使って、セージのスナックもトッピングしました。

 

☆トマトのカップサラダは、畑の玉ねぎししとうと車麩の揚げ焼きがぎゅっと詰まったトマト丸ごとサラダ。摘みたてのルッコラ、赤水菜、イタリアンパセリ、ほおずきを飾って、ワンプレートに(皆さんのセンスきらり☆)

 

☆食後にブルーベリーの酵素シロップを水割りにして。ホメオパシ―を取り入れた江別の農園で丁寧に栽培されたブルーベリーを分けていただいて、ホーリーバジルと一緒に付け込んだ酵素シロップで、夏疲れした身体の疲労回復にとても良いです。☆ブルーベリーのお手製ケーキの差し入れをいただいて、幸せなスイーツも皆さんと満喫。

 

               * * *

 

色々なことを皆さんとお話ししました(アリガトウゴザイマス 人)

↓感想をいただきました↓

きゅりの佃煮が美味しくできた。ここで食べると2~3日体調がよいです。

 

一緒に手しごとできるのがぜいたくな時間でした。

 

採りたての野菜が美味しかったです。

 

来年はもっと多くハーブを作りたいと思いました。

 

きゅうりの佃煮の作り方、詰め方、大きくなり過ぎたきゅうりのほうがいいということも知れて良かったです。

 

長年かけて作っているハーブをいただけて幸せです。

 

きゅうりの佃煮の作り方が覚えられて嬉しいです。

 

いつも一つ一つが素材のエネルギーを感じられてとても嬉しかったです。

 

畑をしているお仲間との時間の共有の楽しさ、喜びを感じました。

 

皆との手仕事な本当に楽しい!

 

ふんだんに使っているハーブの味を堪能できました。

 

生命力あふれる味わい深いごはんにホッとしました。

 

保存食のポイント、ハーブ植えのポイントたくさん勉強になりました。どんどん活かしていきたいです。

 

ハーブのことをもっと勉強していきたいなと思っているので、栽培のコツ、レシピなど知れたら嬉しいです。

 

スベリヒユとういう植物が食べられるということが驚きでした。

 

ドライカレーはハーブが効いていておいしかったです。来年は沢山の種類のハーブを作ってみたいです。

 

ハーブのある暮らしは素適だなと思いました。

 

サラダもカップにするとオシャレでお麩が入ることで満足感がありおいしかったです。

 

今日も保存食の作り方を覚えることができ、幸せです。もっと多くの保存食を作れるようになりたいです。

 

保存食を美味しく作るにも手法やコツ、作る時のポイントを知らなければできないというか続かないとか食べてもらえないと思うから、今日具体的に1から10まで実際に見て作ることができて貴重な体験でした。

 

採れたての野菜とハーブを同時に味わえるので複雑な味わいになって体も心も喜んでる感じがします。

 

* * * 

沢山の感想をありがとうございました。

いま日本の現実は複雑に変化していて、何を信じて日々をどう生きるかが交雑していて見えにくくなっていますが、いま自分にできることを模索するちから、受け入れるちから、手放すちからを、植物と繋がる日々の中で培っていけますように。

 

次回に続きます ご参加の皆さま、植物たちに感謝 -人-