かるた大会4回目。やっぱりドロセラ。

一年でいちばん寒い季節、気をつけていても体調を崩しやすい季節です。皆さまお元気でしょうか。冬の寒さ疲れも溜まってくるのですね、応急のお問い合わせが続いたり… 週末は植物療法の勉強に学校に行ったりもして…ちょっと間が空いてしまいましたが、手作りホメオパシ―かるた、また続けます。 始めたいと思います。(では手を後ろに^^)

 

えるような咳 声がかれる ドロセラ」

なかにでる セキには ドロセラ」

きが止まらない 長くつづくよ ドロセラ」

しぶしがいたい からだもだるくて ぞくぞくする ジェルセミューム」

ち悪く イライラしたら ヘパソーファ」

 

Dros. (ドロセラ)は、モウセンゴケから作られたレメディーです。ドロセラの食虫植物の特徴が色濃くDros. レメディ―の特徴になっています。ハーネマンのマテリアメディカの記述によると、呼吸困難、咳、就寝直後の咳…など、咳の症状が多く見られます。ホームキットでセルフケアをしている方々、咳でお困りのときに、Dros. を使っているご様子。。Dros. の咳に関するかるたが3枚ありました。実際、咳が出て辛いときに、咳の症状に同種のDros. をおすすめします。ホームキットで、ほかに咳に同種のレメディ―は、Ant-t.  Ars.  Phos.  Ip.  Carb-v.  などあり、風邪や喘息など、急性の咳の緩和に役立つレメディ―ですが、その咳の背景には、その方オリジナルの咳の原因がある場合も多く、ホームキットのレメディ―を試してみて、症状が改善しないときには、お問い合わせくださいませ。ご相談をお聞きしながらレメディ―選びのお手伝いをいたします。

 

Gels. (ジェルセミューム)は、カロライナジャスミンという植物から作られたレメディ―です。マチン科のゲルセミウム属の植物で、ジャスミンの香りに似た甘い香りがあることから、この名前がついていますが、よく知られているモクセイ科のジャスミンとは違い有毒成分をもつ植物です。Allenのマテリアメディカによると、頭に拍動痛が生じる、頭がくらくらする、呼吸が苦しくなる、顔のほてり、眠気を伴う衰弱感、非常に弱る…などの記述があります。この症状をみて思い当たるのは、風邪やインフルエンザなど、症状がすすんでぐったり衰弱している状態。。こんなときに同種のレメディ―です。ウィルス性の感染症のときにも、体力をそれ以上衰弱させないために、役立つレメディ―です。ウィルス性の疾患でなくても、疲労感が強いとき、眼の疲れ、下肢の痺れがあるときなどセルフケアで使ってみられるといいかと思います。すみっコぐらしの動物さんたち、寄り集まってブルブルゾクゾク…Gels. の特徴大ですね。

 

Hep. (ヘパソーファー)は硫化カルシウムから作られたレメディ―です。ハーネマンが作ったオリジナルの化合物です。牡蠣の特徴と、硫黄のの特徴を併せ持っているのがHep. のレメディ―です。牡蠣の殻の中のやわらかいひ弱な傷つきやすい身と、燃える性質の硫黄の特徴を身体症状に重ね合わせると、身体は全体的に冷えていて弱いが、炎症部分は熱をもって火のように熱い。。という症状に同種のレメディ―となります。皮膚にできものがあって炎症を起こして化膿していて熱をもって痛い…など経験ないでしょうか?そんなときに役立つレメディ―です。と、こんな状態のときは精神面は穏やかではいられませんね、ハーネマンの記述にも、非常に腹を立てている、あらゆる些細なことで不機嫌になる。などイライラしている精神症状が見られます。痛みのためにイライラしているときに同種のレメディ―には、Cham.  やMag-p. などもありますが、体が冷えていて熱感のある炎症を伴う苛立たしさには、Hep. も思い出して使ってみるといいですね。我が家でもこのレメディ―に助けられることが時々あります。かるた:この人早くHep. とってね(お大事に)。

 

                        またつづきます☆

ホームキットの使い方講習もしています。

もっと知りたい!という方お気軽にお声掛けくださいね。

 

※ここで取り上げているレメディ―の特徴は、効果効能ではなく、ハーネマンのマテリアメディカをもとに、原物質の特徴と同じような症状があるときに使うことで自己治癒力が高まり本来の健康体をとり戻す、という同種療法の視点でとらえています。ここではハーネマンの『マテリアメディカプーラ(日本語訳)』とAllenのマテリアメディカをもとにお話しています。

※当センターではホメオパシーのレメディ―をご紹介しておりますが、レメディ―等の販売は一切行っておりません。お困りの症状があるときには健康相談でレメディ―をお選びします。お気軽にお問い合わせください。