こんなかんな。

 

 

こんな鉋(かんな)で、風織の修繕してもらっています。玄関を治してもらっているところ。

 

 

春に移転してから、床張りから欄間の修理、神棚のとりつけ、ソーラーパネルの設置・・いたるところに大工さんの手が入っています。19歳の大工さん。

 

 

 

この鉋は、彼が高校に入学したとき、高校のある村から入学祝に贈られたもの。3年間毎日、この鉋を研いで、木を削り続けた、片腕の道具とのこと。

 

風織のスペースは、床もテーブルも食器棚も、トイレットペーパーホルダーまで、彼の制作物がいたるところに。

 

木でできた温かさ、

人が手掛けた温かさ、

木と人が対話して生まれたかたち。

だいじにしたいなと思います。

 

風織のテーブル。。

沢山の方が講座でノートを執られ、

沢山の方のインチャ癒しの涙がこぼれ、

沢山の方が、両手に野草茶のカップを包んでゆっくり味わっておられて、

お一人ひとりのハートの温度が上がるほど、

木に温かさが刻まれ、

風織に時が刻まれます。

 

そんな場所で在り続けたいな、と木に年季が入るほど、そう思います。