春のにおいがする。

 

まだまだ、冷えこみ 積雪も変わりませんが、外気に春の匂いがします。冬の峠を越したことが分かります。

 

今年の冬は車に乗るのをやめたので、どこに行くにも歩いていて、街路樹の様子を観察するのが楽しい。

 

たわわに実ったナナカマド。こんなに実がついているナナカマドを見るのも珍しいです。鳥さんたちが冬の食糧に困らないなぁと思っていたら、やっぱり、数日前に通ったら、一粒も実が残っていませんでした。

 

昨年の例外的な豪雪では、やせ細ったキツネが住宅街に舞い込んできていましたが、今年はどうかな… 無事に春が来ることを願っています。

 

風織にお越しの方々も「なんだかぱっとしないんです…」というお声を聞きます。「冬疲れ」・・2月は体調を崩しやすかったり、気持ちが落ち着かなかったりするのは、気のせいだと若い頃から思っていましたが。

 

ホメオパスになって、様々なお話をお聞きするようになり、この時季に調子を崩しやすいのは自然なことなのだと思うようになりました。11月頃から冬モードに入って、日照が短く、寒さで体が縮こまって、連日の雪かきや交通機関が止まったり…それに順応しつつも、知らず知らずに身体は疲れてきます。

 

そして春が来そうで来ない感じと、新年度からまた動き始めなきゃ、という気が急く感じが重なって、心身ともに落ち着かなくなってしまいます。

 

日本のフラワーエッセンスの2月~5月に開花時期のエッセンスも、ここでは季節はずれに感じてしまいがち。「2月は梅ですよねぇ」と言うと「へぇ?どこ?」という感じで。梅ってゴールデンウィークに咲く花ですけど…となります。

 

開花時期に合わせて5月にウメのエッセンスを使うもよし、ただ、こんな時季だからこそ、本来の開花時期に、その花のエッセンスをあえて使ってみるもよし、かなと思うこの頃。

 

ファー・イースト・フラワーエッセンス 花ごよみ2月のウメは、静かな心を維持したり、自分に必要なものを選り分けられるようにサポートしてくれるエッセンスです。

 

道産子にはこの時季に、スイセンの花もぴんときませんが…この辺りでは、スイセンも5月に咲き出す春の花です…スイセンのエッセンスは、ネガティブな感情に光を当てて希望をもたらすエッセンスです。

 

この時季、お問い合わせの方に、インフルエンザの予防のレメディーや、免疫を高めるチンクチャーをおすすめしたりすることが多いのですが、フラワーエッセンスも、私たちのこころと身体に活力をもたらしてくれます。思いがけず、こころに光がさし込むかもしれません。お試しくださいませ。

 

受験シーズン終盤、春からの進路が見えてくる時期ですね、がんばった受験生のかたにも、見守った家族のかたにも、おすすめのエッセンスです。

 

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雨水初候・第4候(七十二候)

こよみでは、暖かい雨が雪を解かず頃。

越冬野菜と乾物で過ごす冬のごはん…青菜が恋しくなってくる頃です。

冬を越した大根の葉元を切って水につけておくと、次々葉が出て、

今時季になると、花を咲かせます。

学生の頃からこの時季になると、大根を水に挿したくなって、

ひな祭りの頃咲く花をみて春を感じていました。

今年もまた風織のキッチンに大根の花が咲いています。