インナーチャイルドに寄り添う植物たち。

春から月いちで続けてきた「アフターコロナのセルフケア*おうちでできるフィトセラピー」の講座も今回が7回目で最終回となりました。

 

今回のテーマは「インナーチャイルドに寄り添う植物たち・・心のケアどこまでも。。」。

 

季節を追いかけて、その季節と関わるセルフケアのあれこれ、そしてその季節ごとの植物を使った手しごとをお伝えしてきました。

 

アフターコロナと言われるこの時期に、コロナの予防や罹ってしまったときの自然なケアをするために「免疫を高める」という考え方は、市民権を得る時代になりました。その中で、「身体の免疫を高める」ということは、どなたも思い浮かぶことですが、「心の免疫を高める」。。さらには「人生の免疫を高める」ことにまで、徐々に目を向けていくことをシーズン通して大事にしてきました。

 

北海道はすっかり寒さが訪れて、畑の緑も、日ごとの雨で色褪せ始めています。季節の変わり目をしっかり味わうことで、次に来る季節に順応する心と身体を備えることに繋がります。秋の土用を迎えるにあたっての、秋の土用の特徴と、セルフケアのお話しから始まり。。

 

「免疫ってなあに?」のお話し。。こころの免疫は、自己とインナーチャイルドを認識するちから。そして人生の免疫は、自己とこの世的価値観を認識するちから。

 

自己の内面を掘り下げて向き合うことは、言うよりかなり難儀なこと・・むやみに扉をこじ開けるともっと傷が深くなったり、それが自然に扉が開いたときだって、自分の見たくない部分、いちど広げてしまっては収取が付かないくらい大掛かりになってしまったり・・その心の作業をサポートしてくれるチンクチャーを3つご紹介しました。

 

そして、その中に含まれているマザーチンクチャーの中から、藍、ヒナギク、チコリ、エリゲロン、マタタビのチンクチャーのご紹介をしました。そしてジェモエッセンスも・・カキノキ、クスノキ、ツバキをお伝えしました。とても鍵になる水のレメディー、須我神社の水のレメディーもご紹介しました。

 

秋深まるこの時季の「おうちでできるフィトセラピー」は、ドライハーブで身体を温める。。をテーマに、ハーブソルトを作りました。

 

沖縄の海水塩を陶板でじっくり焼いて、すり鉢であたりました。すりこ木を使うのがとても上手な方が担当してくださって、とても質の良い塩が出来上がりました。ハーブは風織の庭のセージとタイムとオレガノ、カレンデュラの花びらを天日干ししたものを、皆でほぐして粗挽きの状態にして、塩とブレンドしました。

 

海の香りとハーブの香りが共鳴すると、畑に吹く風と潮騒の歯車がかみ合うように、作ったわたしたちの波動と共鳴します。寒さに向かう季節の変わり目の養生に、とてもやさしいハーブソルトができました。

 

畑の名残り野菜のパプリカに、畑のにんにくと玉ねぎ、車麩を炒めて、米粉でまとめた具を詰めて、出来立てハーブソルトをまぶして、オーブンで焼きました。ルッコラと赤水菜を添えて、ワンプレートのお昼ごはんを皆さんで作りました。

 

ごはんは持参で、人参のふりかけと、自家製味噌のかぼちゃのお味噌汁を添えて、今シーズン最後のお食事をご一緒しました。土瓶で煮出した野草茶で温まりながら。。古代小麦とココナツオイルのケーキを焼いてきて下さったご参加の方の差し入れを食後のスイーツにいただき、やさしい味に癒されました。

 

まとめのお勉強は、塩のこと。ご参加の方々の情報もシェアさせていただきながら、学びを深めることができました。

 

身体と心と魂のバランスをとりながら、免疫をたかめ合う学びの時間を7回かけて繋いできました。ご参加の方おひとりおひとりが、日々の暮らしのなかで自然と繋がり、植物と共鳴しながら、自己治癒力を高めて、自分軸をもって今の社会で生きていく。。生きる糧に繋がる時間になっていたら嬉しいです。

 

私自身、とてもたのしい講座でした。毎年続けてきた「もっとセルフケア講座」を「アフターコロナのセルフケア」にバージョンアップさせて、植物を取り入れた手しごとをする講座、今年初めての試みでしたが、ご参加の方々に支えていただき、良いエネルギーに満たされたこと、感謝です。

 

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秋分次候・第47候

(七十二候)

秋特有の雨が降って、日ごとに気温が下がっていますね‥

寒暖の気温差が大きい土地に住んでいるこの地域のわたしたちにとって、

体調管理にとくに気を付ける時季。

夏の暑い時季におすすめのミネラルレメディーを使って、

体調の良さを実感されたリアクションを多数いただきました。

秋にもまたミネラルレメディーを取り入れていきたいこの頃です。

Kali-s.12x  Mang-s.12x  Vanad.12x など。